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2008年04月17日

日本プロフェッショナル野球組織他編 『公認野球規則2008』


日本プロフェッショナル野球組織他編 『公認野球規則2008』(ベースボールマガジン社 2008年)

2002年から購入し続けている『公認野球規則』。
以前はベースボールマガジン社から直接購入していましたが、市販版が発売された3年前からは、書店で簡単に購入できる市販版で揃えることにしました。

さて、今年度版は走塁、記録に関する6項目が改正されましたが、特に気になるのが盗塁の記録に関する規則の変更についてです。
今年から、走者が盗塁を企てても、守備側が関心を示さなければ盗塁とは記録しないという規則が厳格化されることになりました。これにともなって、「守備側が無関心だったかどうか」についての具体的な【原注】が追加されています。

自分用のメモとしても、簡単にまとめておきます。

◆野球規則10.07g 【原注】より
①イニング
②スコア
  試合の展開次第ということでしょう。例えば、試合終盤に大量点差が開いていた場合は、盗塁として記
  録されないということでしょう。ただし、具体的なイニング、点差については、判然としません。記録員の
  判断次第となるのでしょう。
③守備側が走者を塁に留めようとしていたかどうか
④投手が走者にピックオフプレイを試みたかどうか
  牽制や守備体型などの盗塁防止策を取っていたかどうかということでしょう。
⑤盗塁に対して、通常塁に入るべき野手が塁に入る動きをしたかどうか
  二盗の際に、誰も二塁に入らない場合等が「無関心」と判断されるということでしょう。
⑥守備側が走者の進塁にこだわらない戦術的動機があったかどうか
  例えば、走者一、三塁で、一塁走者が二盗を試みたとき、三塁走者の本塁突入の防ぐために、一塁
  走者の進塁にはこだわらなかったと判断された場合には、盗塁が認められるべきとあります。
⑦守備側に走者に盗塁が記録されることを強く拒もうとしたかどうか
  守備側のプレイヤーとリーグ記録や盗塁タイトル争いをしている場合は、強く拒もうとしていたと判断
  できるとしています。

個人的には、⑦のような状況が明言されていることに一応、安心しました。
これで、タイトル争いをしている選手が所属したチーム同士の対戦であれば、ペナント終盤の大量点差の消化試合であっても、タイトル争いが可能となる理屈です。しかし、タイトルを争う選手が所属するチーム同士の対戦でない場合はどうなるのでしょうか。
記録員の判断が大きく記録に影響しそうな改正だけ、くれぐれもタイトル争いに水を注すような判断はごめんこうむりたいものです。

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