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2008年11月16日

考察 「三浦(横)は是か非か」

先発投手の強化のため、三浦(横)の獲得に力を入れているというタイガース。
先発の駒不足が、今シーズン終盤での失速の大きな要因であり、そのため、先発強化は最優先の課題の一つです。果たして、三浦(横)はそんな“弱投”を救うことができる存在なのでしょうか。

◆貯金は増えるか?
表1は、ここ5年間の三浦(横)の成績です。
2ケタ勝利は2005年と07年の2回、勝ち数が負け数を上回った、いわゆる貯金を作った状況は05年の1回だけです。05年は最優秀防御率(2.52)のタイトルも獲得しています。ちなみに、この年は、ベイスターズが優勝した1998年(12勝7敗)に次ぐ、三浦(横)にとってキャリア2番目の成績でした。

表1 三浦(横)年度別投手成績(過去5年)
年度試合勝利敗戦投球回防御率
04226801444.25
05281290214 2/32.52
06308120216 2/33.45
072811130185 1/33.06
082171001443.56

三浦(横)の場合、勝ち数が2ケタ前後なら、負け数も2ケタ前後という傾向にあります。
かつては1997年に7つ、98年、2000年、01年の3年間に、5つの貯金を作った実績がありますが、ここ3年間は2ケタの負け数が続き、借金生活です。果たして、タイガースでどの程度の貯金を作ることができるかと考えると、懐疑的になっても仕方ありません。

◆「タイガース・キラー」ゆえの問題
タイガース戦通算37勝15敗を誇る三浦(横)は、いわゆる「タイガース・キラー」で、タイガースに移籍すると勝ち数が大きく減るのではないかと言われています。次に、この点を検証してみます。

表2 三浦(横)対阪神戦成績(過去5年)
年度勝利タイガース戦
勝利敗戦先発
046427
0512307
068035
0711225
087415

2008年は7勝のうち4勝(1敗)がタイガース戦、05年は12勝中3勝(0敗)、04年は6勝中4勝(2敗)がタイガース戦と、確かにタイガースから多くの勝ち星を挙げています。ただし、2006年は0勝3敗、07年は2勝2敗と、必ずしも「キラー」とは言えない年もあります。しかも、2006年はタイガース戦に5度に先発して3敗、残る2試合も責任投手にはなっていませんが、ベイスターズが負けています。

ここ5年間に限れば、タイガース戦を得意としながらも、年ごとの変動が大きいのが実態です。
タイガースに移籍すると、お得意様がいなくなり勝ち星が減るという指摘は間違いではありませんが、必ずしもそうとは言い切れない面もあります。

◆「先発完投型」の補強になるのか
表3は、2008年11月15日付けのスポニチの記事からまとめた今シーズンのタイガース先発陣と三浦(横)の平均投球回数の比較です。タイガースの最長が安藤の6.19回に対して、三浦(横)は6.86と全投手を上回っています。これだけを見ると確かに、頼もしい先発完投型の補強となりそうです。

表3 主要先発投手と三浦(横)の平均投球回数比較(08年)
投手先発平均投球回勝利防御率
安藤256.19133.20
下柳276.01112.99
岩田276.19103.28
アッチソン125.0854.72
ボーグルソン125.4433.99
三浦216.8673.56

しかし、岡田前監督の哲学の下、タイガースの先発投手の交代は比較的早めでした。実際、もう1イニングはいけると感じた試合も少なくありません。ベイスターズの場合は、中継ぎ陣の不安定さから、なかなか先発投手を交代させにくかった面もあるでしょう。さらに、来季、真弓監督は、岡田前監督よりも交代のタイミングが遅いかもしれません。

同じ記事によれば、三浦(横)のここ3年間の平均投球回数は、2006年から7.22、6.62、6.86とやや落ち目なのも気になります。
以上の点を考慮すると、先発完投型の補強とは言い切れない面もあります。

◆三浦(横)を獲得するべきか
以上の考察をまとめると、三浦(横)は大きく貯金を貯めることができる投手ではない。2ケタ勝つか勝たないかという投手である。しかも、お得意様のタイガースに移籍し、勝ち星が減る可能性も少なくない。平均投球回数はタイガースの全投手を上回るが、来季もこの状態を維持できるかというと、ここ3年間で投球回数は減少傾向にあるという不安材料もある。
これだけを考えると、三浦(横)の獲得には二の足を踏まざるを得ません。

しかし、三浦(横)のここ5年間の年間投球回数は144~216回2/3とそれなりに安定しています。年間これだけを安定して投げてくれると、ローテーションは助かります。さらに、強力な中継ぎ陣がそろっているというチーム状態や、父親が岡田前監督の施設応援団「岡田会」のメンバーという虎ファン気質が、投球を後押しするかもしれません。
いずれにしても、過去の成績だけで、来シーズンを予測するには限界があります。

しかるに、一つだけ言えることは、過度な期待をすべきではないということでしょう。
ファンは、FAで入団した選手には、大きな期待をしてしまいがちです。何の記事が忘れてしまいましたが、松村邦洋氏がファイターズから移籍してきた片岡について、非常にうまいことを言っていました。それは、「移籍後の片岡に失望したファンも少なくないようだが、片岡は移籍前から同程度の成績だったのに、タイガースファンは3割30本を期待してしまい、その結果として片岡に失望したのでは」という趣旨のものでした。三浦(横)の場合も、同じ轍を踏みかねません。

三浦(横)クラスの投手が一人増えれば、チームにとってマイナスの訳がありません。
そういう意味では獲得は正解です。しかし、それほど大きな戦力の上昇にはならない可能性もあります。まして、3年9億円(スポニチ同記事)に値するかどうかは、きわめて判断が難しいと思います。

いずれにしても、もし三浦(横)がタイガースに来てくれるのであれば、ファンは、2ケタ勝って当たり前という投手ではないことは念頭において、お迎えするのが良いのではないでしょうか。

注)今回のエントリーは、Tigers DATA Lab.さんのデータを参照させていただきました。

2008年11月06日

新旧監督対談 <後編>

真弓&岡田独占対談! まず見ることから(ニッカン)
岡田氏 育てながら勝っていくというのは、実際に戦ってみて難しいということはわかった。ただ若手は使わないと伸びないというのも事実。ここの考え方がポイントじゃないですか。

アキノブ対談の最終章。
岡田前監督も、若手の育成には気を配っていたようです。鳥谷なんかは、まさに“使って育てた”パターンだと思うのですが、間違いなく成功例でしょう。ただ、それ以外の野手については、狩野、林、桜井と伸び悩みの状態。このままでは、“永遠の若手”のままチームを去ってしまいそうです。

岡田氏 びっくりしたことがあってね。若い選手を起用して活躍したんですよ。たまたまというか、ね。すると次の年になって、もうそういう選手の応援歌ができているんよ。こういうことで勘違いしたらアカンし、勘違いさせたらダメなんですわ。

さすが、“キング・オブ・虎ファン”の岡田前監督。各選手の応援歌までチェックしているとは。
やっぱり、狩野とか林とか桜井とかのことだと思いますが、今シーズン、この3人の誰もがこれ程モノにならないとは予想外でした。来季こそ、下位でノビノビ振らせて育てられるような打線を期待します。
個人的には、林はファーストにコンバートして、打撃で勝負させてみて欲しいです。

岡田氏 先輩にこういうのも失礼だけど、監督は動かない方がいい。いい状態の時は勝手に勝つんですから。

やはり、こういう哲学があったんですね。なんか、今更ながらに色々と納得。
何はともあれ、5年間お疲れ様でした。

2008年11月04日

新旧監督対談 <中編>

真弓&岡田独占対談!足りなかった精神力(ニッカン)
虎に足りないのは「精神力」だった。阪神真弓明信新監督(55)と、岡田彰布前監督(50)のバトンタッチ対談第2弾。テーマはV逸チームの要因に及んだ。

Wアキノブ対談の中編前。前編の投手から、話題は打線へ。

真弓監督 やはり金本のあとを打つ5番は重要なポジションになるよね。

やはり、来期も4番は金本のようです。
ここは新監督ならではの新たな構想を見せて欲しいところですが、現状の戦力では当然でしょう。
金本の4番が悪いというよりも、金本への過剰な負担を軽減して、打力をフルに発揮できる打線を組むべきだと思うのです。そのためには、4番以外もありかなと(もちろん、その結果の4番もありですが)。
現有戦力からの大抜擢なのか、新外国人を獲得するのか、ここは早計せずにじっくりと考えて、我々を楽しませてください。

岡田氏 スペシャルな選手です。守備、走塁…、それらの部分を任せられるスペシャルプレーヤーです。

補強ポイントを尋ねられての岡田前監督の回答。
これはうなずけます。中村豊なのか、高波なのか、往時の英智(中)のような存在がぜひとも欲しいですね。そのためには、ドラフトで指名した柴田あたりはおもしろい存在になるかもしれません。ものすごい強肩の外野手もいると重宝するのでしょう。

2008年10月30日

ドラフト2008 今年もマイペース

【1巡目】 蕭一傑(投手・奈良産大)
【2巡目】 柴田講平(外野手・国際武道大学)
【3巡目】 上本博紀(内野手・早大)
【4巡目】 西村憲(投手・九州産大)

これだけ競合の少ないドラフトでも、抽選2連敗と、いつもの運のなさをぶっ放しています。
あれだけクジを外せば、球団としても満足のいくドラフトではなかったんでしょうが、クジ運の悪さと、(それゆえの?)弱気な指名は折り込み済みなので、まあまあの結果だったんじゃないでしょうか。

タイガースには少ない、足を武器にできる柴田を獲得できたのもプラスでしょうし。
ここのところ、上園、石川と新人投手が、そこそこの結果を残しているので、編成部門にまったく見る目がないわけでもないですし。雑誌『野球小僧』では、蕭の評価はなかなかのものでしたし。
『野球小僧』といえば、上本と柴田をタイガースにお勧めしてました。

ただ、課題の右打ちのスラッガータイプがゼロというのは、いかがものでしょうか。
4人しか指名しないということは、それだけ戦力外選手も少ないということなんでしょうか。

【育成枠第1巡目】 野原祐也(外野手・富山サンダーバーズ)
【育成枠第2巡目】 吉岡興志(投手・常磐大)
【育成枠第3巡目】 藤井宏政(内野手・加古川北高)

野原は、またも左打ちの外野手ですが、パワーもあるらしいので期待しましょう。
いっそのこと、上本弟も獲得してしまえばよかったのに。外野にコンバートも可能な年齢だし、けっこうな逸材だと思っていたんですが。

今年こそ希望通りのドラフトをという欲もなくはなかったですが、タイガースらしかったんじゃないでしょうか。有力選手には気の毒かもしれませんが、やはり逆指名のない一括ドラフトはおもしろいです。

2008年10月29日

新旧監督対談 <前編>

真弓&岡田独占対談!久保田は先発構想(ニッカン)
阪神は27日、真弓明信氏(55=日刊スポーツ評論家)の新監督就任を発表した。新監督は大阪市内のホテルで会見したが、それに先立ち、岡田彰布前監督(50)とバトンタッチ対談を行い、久保田智之投手(27)を先発で使う考えを表明。

ニッカンスポーツで3日間にわたる連載の第1回目。

真弓監督 その投手スタッフだが、考えていることがあってね。久保田を先発に回そうと思っている。岡田が構築したJFKだが、その中で久保田を配置転換しようと考えているんよね。

注目は、やはりこの発言でしょう。久保田の配置転換は、基本的に賛成です。
先発不足の一方で、充実している中継ぎ陣といういびつな関係は、そろそろ是正する必要があります。

そうなれば、杉山や能見などの現先発陣を戦力として計算できにくい以上は、配置転換は必然。
久保田だけではなく、江草もチャレンジさせて欲しいところです。2人のうち、どちらかが一本立ちすればかなり助かります。不安な面もありますが、まずはやらせてみないことには。

JFKは、勝ちを積むためには画期的なシステムでしたが、反面、先発投手の育成の機会を奪っていたことも事実。ファンとして、温かく見守る所存ですので、真弓監督には、実戦で辛抱強く投げさせることを期待しています。

2008年10月27日

“真弓の虎”誕生

阪神 真弓新監督発表「誠心誠意戦っていく」(スポニチ)
阪神は27日、球団OBで野球解説者の真弓明信氏(55)の新監督就任を発表した。契約期間は2年で、背番号は「72」に決まった。

いよいよ、新タイガースが正式発進。
基本的には、「守りの野球」でいいと思いますが、先発ローテーションの確立、大砲の存在という基本をクリアした上での「守り」でお願いします。来期は、もうちょっとホームランと、もっともっと完投勝利を見たいです。お願いします。

2008年10月20日

★負け 岡田タイガース終演

クライマックスシリーズ第1ステージ タイガースVSドラゴンズ 第3回戦(京セラドーム大阪)

タイガース0-2ドラゴンズ
負け:藤川 1敗  勝ち:吉見 1勝  セーブ:岩瀬 2S

守護神が打たれ、4番が沈黙、最後の打者は愛弟子。
岡田タイガースを象徴した選手たちが最後の最後で力尽きて、その終焉を迎えることになりました。「象徴した」という過去形に、一抹の悲しさを感じます。

この5年間で、JFK、4番・金本という、岡田タイガースの投打の象徴が生み出され、そして、今シーズンそれらが少しずつ終わりに向かっていたような気がします。これが、今シーズン最後まで踏みとどまれなかった大きな要因でしょう。

どちらも、岡田タイガースにとっての生命線でした。JFKも金本も本当によくやってくれました。何度も、何度も心の底から楽しませてもらいました。しかし、彼らだけで勝ち抜くには限界があります。振り返れば、あまりにも負担をかけすぎました。来季は、彼らの負担を軽減する新たな戦力を、願わくば、外からの補強ではなく、自前の戦力を鍛えあげて欲しいものです。

もう今年はタイガースを応援できないと思うと寂しい限りです。2008年の観戦記もこれで最後です。
今シーズンは、これまでのシーズンとはまた一味違う、様々な思いを味あわせてもらいました。岡田監督、お疲れ様でした。そして、選手の皆さん、球団関係者の皆さん、ありがとうございました。

そして、何よりも、ファンの皆さん、本当に本当にお疲れ様でした。最後は涙の六甲颪、岡田コールの中での終演となりましたが、来年こそ、歓喜の六甲颪が響き渡ることを願っています。

2008年10月19日

☆勝ち 先制点の大切さ

クライマックスシリーズ第1ステージ タイガースVSドラゴンズ 第2回戦(京セラドーム大阪)

タイガース7-3ドラゴンズ
勝ち:下柳 1勝  負け:チェン 1敗

久々に、本当に久々に気持ちのいい勝ち試合でした。
が、実際は、7点という得点ほど攻撃が充実したわけではありませんでした。初回を除けば、昨日と同様にあと1本が出なかったのも現実です。中田(中)の乱調がなければ、ギリギリの戦いでした。

それでも快勝と感じたのは、やはり初回の先制点の影響ではないでしょうか。立ち上がりがやや不安定だった下柳も、4点差に守られて、多少の余裕を持って投げることで、修正できたのではないでしょうか。すごく当たり前のことですが、先に点を取ること、さらにはホームランの大切さを再確認した試合でした。

とはいえ、短期決戦は勝利こそ全てですから、結果オーライ。
細かい不安もあった内容でしたが、今までこんな試合すらできていなかったのだから、まずは上出来。
明日は、吉見(中)なのか山本昌(中)なのか、はたまた小笠原(中)なのかわかりませんが、こちらは岩田でほぼ確定。明日も、先制点を奪って、試合のリズムを作っていきましょう。明日ではまだまだ終われません。

2008年10月18日

★負け “らしい”負け

クライマックスシリーズ第1ステージ タイガースVSドラゴンズ 第1回戦(京セラドーム大阪)

タイガース0-2ドラゴンズ
負け:安藤 1敗  勝ち:川上 1勝  セーブ:岩瀬 1S

相手は5安打で2点、かたや6安打で無得点。
いつもの“あと一本病”が発病して、再三のチャンスを逃していては勝てません。

先発の安藤は、5回1失点。
本来の試合ならまずまずの好成績でしょうが、短期決戦の初戦、しかも初回にいきなり失点するのはいただけません。この大事な試合で5回しか投げられないようでは、とてもエースとは呼べません。確実に1勝を計算できて、心中しても納得できるエースの不在が、長期戦のペナント以上に響いています。
そんな投手がいれば、そもそも、終盤の連敗もなかったでしょうけど。
日中のダルビッシュ(中)、川上(中)との格の違いを見せつけられました。

アッチソンは中継ぎとして復帰した当初こそ、持ち味を発揮しましたが、登板回数を重ねるうちに通用しなくなってきました。往時のJFKほどの安定感はありませんし、信頼しすぎると、来シーズンは痛い目をみそうです。

さらに言えば、やはり、打線に厚みが足りません。
新井も、金本もすばらしい打者には違いないですが、どちらも純粋な長距離砲ではありません。特に、金本は相変わらず、ここぞの場面で勝負弱さが目立ちます。前後の打者が頼りないことからのプレッシャーかもしれません。
そういう意味からも、今日のような接戦で怖さを発揮する“一発屋”の大砲が必要でしょう。

今のタイガースの弱さがストレートに出た、“らしい”負け試合でした。
明日は、天敵・中田(中)の登場なのでしょうが、まだまだあきらめて欲しくないですね。

2008年10月16日

さよなら、“岡田の虎”

岡田監督が“勇退”。
個人的には、監督就任当初から試合の采配や選手起用に疑問も多く、何より星野監督の存在が強烈だったために、岡田監督への評価は決して高いものではありませんでした。しかし、その後のチーム成績や岡田語録に触れることで岡田監督への理解が深まり、最近になって、肯定的に受け入れることができつつありました。そんな矢先での辞任だけに非常に残念です。

仮に、今年のリーグ優勝を達成していれば、外形的には名将か、それに近い存在と言われても過言ではない成績です。それくらいの監督だったと思いますが、あの独特の人柄で損をしている気がします。

虎新監督、木戸コーチか真弓氏(サンスポ)
虎新監督、真弓か木戸-。阪神・坂井信也オーナー(60)が15日、大阪・野田の電鉄本社で南信男球団社長(53)と後任監督問題で3時間にも及ぶ会談を行った。内部昇格ならば木戸克彦作戦兼チーフバッテリーコーチ(47)、外部招へいならばOBの真弓明信氏(55)=現解説者=の球団案を確認。

後任は、木戸コーチか真弓新監督が有力視されていますが、これまた、どう受け入れていいか頭を悩ませる人選です。個人的には、OBへの拘りはほとんどありませんが、OBで適任者がいれば、それにこしたことはないとも思います。肝心なのは、そのOBが適任者かどうかということ。

2人とも'85年に日本一を経験しているとはいいますが、木戸コーチの場合、現役時代の成績は平凡そのもの。名選手が必ずしも名監督ではないと言いながら、平凡な選手が名監督ではないわけで、これまた現役時代の成績が良いにこしたことはありません。
何と言うか、木戸コーチでは、あまりに華がないような気がするのです。

ただ、投手陣が崩壊に近い現状、新監督は捕手出身が望ましいのではと思うので、その点では木戸コーチの方が適任かもしれません。2軍監督としても、一応の実績は残していますし。
監督は華のあるなしが全てではないので、意外な名監督になるかもしれませんし。そもそも、華のあるなしを含めて、実績を挙げれば、評価は勝手についてきます。

新監督が2人のどちらかに決まったわけでもないですが、誰が新監督になっても、投打共に曲がり角に来ているチームを立て直して、明るくて強い、応援しがいのあるチームにして欲しいものです。

『Number 713号』。実に間の悪い発売でしたが、リーグ優勝決定前に発売できたのはせめてもでした。

2008年10月10日

★3連敗 ペナント終戦

タイガースVSベイスターズ 第23回戦(横浜スタジアム)

タイガース3-4ベイスターズ
負け:アッチソン 7勝6敗  勝ち:小林 6勝5敗1S  セーブ:寺原 3勝9敗21S

これで、2008年のペナントレースは終戦。
この1~2週間、色々と期待しながらも、この結果は覚悟していましたので、今更、特に感慨もありません。誇れない記録を球史に残してしまったわけですが、まあ、仕方ありません。

普段はファイターズを気にする素振りを見せながらも、“とりあえず巨人”ファンだらけの北海道(というか職場)では、本当に腹立たしい屈辱的なシーズン終盤でした。とはいえ、個人的な周囲の人間のデリカシーのなさが、その原因の大部分なんでしょうが。

選手や監督を非難しても、もはや詮無きことなので、一つだけお願いです。
もうファンにこんな屈辱的な思いをさせないでください。何度言っても、聞き入れてもらえませんけど。

この数年間続いたタイガース野球の限界が見えたシーズンでもありました。
先発と中継ぎの本来のあるべき関係が逆転した継投野球に、断線の繋がりを理想とする繋がらない打線。

クライマックスシリーズもありますが、一度消えた心のロウソクに火がつくには、もう少し時間が必要のようです。最近のデッドヒートで、ある意味の燃え尽きた感がありますので。
ここ3週間はまともな休みもなかったので、ひとまず明日はゆっくりとして、来週末に控えます。
ファンの期待への裏切り方が、なんともタイガースらしいと、妙に納得しつつ、おやすみなさい。

大勢のタイガースファンの皆様、ひとまず、お疲れ様でした。

2008年10月08日

★2連敗 たった一つの幸せ

タイガースVSジャイアンツ 第24回戦(東京ドーム)

タイガース1-3ジャイアンツ
負け:安藤 13勝9敗  勝ち:内海 12勝8敗  セーブ:クルーン 1勝4敗40S

タイガースには、この気持ちを共有できるファンが大勢いること、それが幸せ。

2008年10月06日

★負け ファンの結束を!(改訂)

タイガースVSスワローズ 第24回戦(明治神宮野球場)

タイガース1-3スワローズ
負け:リーソップ 2敗  勝ち:石川 12勝10敗

残業中なので、携帯電話から暫定的に更新です(帰宅後、さらに更新しました)。
今日の負けは、本当に本当に痛恨でした。これでペナントの行方に、厚い厚い暗雲が立ち込めてきました。試合内容も納得できるものではないかもしれません(ネット観戦なので、詳細がわかりません)。

しかし、ここでファンが暴走したところで何になるのでしょう。選手や監督に罵声を浴びせたり、批判をすれば、個人的な鬱憤は晴れるかもしれませんが、明日以降のチームにプラスになるのでしょうか。

虎ファンが取り乱すのを、ほくそ笑んでいる人間がいるのではないですか。ジャイアンツのファンは、そんなタイガースファンをどう見ているでしょう。あいつらに、無様な姿は見せたくありません。

今こそ、誇り高きタイガースファンの姿を見せてやりましょう!
かつて、マリーンズが18連敗をしたとき、スタンドに掲げられた「俺たちがついているぜ」という横断幕には感動しました。今でもマリーンズファンの素晴らしさと共に、語り継がれています。あの横断幕に心を打たれた人は少なくないはずです。
今こそ、我々タイガースファンが、気高い魂を見せるときではないでしょうか。ここまできて、本気で勝ちたくない選手はいないでしょう。勝ち馬に乗るだけ、勝ち試合ばかりを応援することが、真のファンの姿でしょうか。

ファンも結束して、選手にエールを送りましょう。そう、俺たちがついてるぜ!
見苦しいファンの姿を、他球団のファンに見せる前に、世界一熱狂的なファンの気高い勇姿を相手チームの選手にもファンにも、そして、タイガースの選手や監督にも見せつけようではないですか。何となく応援している人間にはできない、かっこいいファンの姿を見せてやりましょう!

まだチャンスはゼロではありません。最後の最後まで、精一杯タイガースを応援する、そんな誇り高いファンであり続けましょう。

2008年10月05日

☆勝ち “歓喜”の始まり

タイガースVSスワローズ 第23回戦(明治神宮野球場)

タイガース8-3スワローズ
勝ち:石川 2勝  負け:川島亮 7勝8敗

終わってみれば、神宮の森を覆った雨雲を吹き飛ばすような快勝劇。
…でしたが、8回までは表裏ともに、それなりに息苦しいような展開でした。その原因は、毎度のタイムリー欠乏症。スコアリングポジションにランナーを進めているのに、あと1本が出ない。その1本が出ていれば、もっと簡単に勝てる試合でしたが、そんなチーム状態であれば、こんな苦しいペナントにはなっていませんって。その通りです。

石川を、じっくりと見たのはこれが初めてですが、際立ったボールこそないですが、コントロールがあり、全体的にうまくまとまった投手という印象です。いわゆる、“実戦向き”と呼べばいいのでしょうか。ただし、球威とスタミナで押しまくるというタイプではないだけに、好投を持続できるか。上園や能見などとかぶって見えるのは気のせいだと思いたいです。
なんで、タイガースの投手というのは、こういうタイプが多いのか。久保コーチの好みなんでしょうか。中田(中)までいかなくとも、多少荒れ球でも球威で押し切るようなパワフルな投手が見てみたいです。

迫力不足といえば、打線も同じ。
しかし、今日は赤星が2盗塁と、悪条件のグラウンドをものともせずに、足でかき回してくれました。赤星が出て、赤星をホームに返すのが、今年のタイガース野球の基本ですから、この形が戻ってきたのはいい傾向です。

とはいえ、オフには、新外国人野手の獲得は必須ながら、保険としてズレータ(ロ)、フェルナンデス(楽)、ウッズ(中)あたりの実績組みも獲っておけないかなぁと考えてしまいました。一発で局面を代えられるホームランバッターこそ、リリーフ陣がいいタイガースにははまると思うんですけど。

ただ、他球団からの天下り外国人では痛い思いをしたことも少ないないよなぁ、と思っていたら、バルディリスが駄目押し3ラン。そうそう、こういう打撃が欲しかったのよ。って、昨日打っておいてくれれば。でも、まあ、復活の林(ヤ)を叩いておいたことは、明日以降にプラスに働くことでしょう。

泣いても笑っても、あと残り5試合。
対戦相手を考えても、6連勝は非現実的な数字ではありません。明日、明後日をきっちり取って、決戦に臨みましょう。今日こそ、“歓喜の瞬間”へのスタートです。

2008年10月03日

★負け JFK完全崩壊

タイガースVSスワローズ 第21回戦(明治神宮野球場)

タイガース5-7スワローズ
負け:アッチソン 7勝5敗  勝ち:木田 2勝  セーブ:五十嵐 3勝2敗3S

残業しながら携帯サイトで確認していて、7回裏、8回裏は更新する度に目を疑いました。
あれだけリリーフ陣を使い放題していれば、長いシーズン中、全員が調子悪い時もあります。それが、この大事な大事な一戦に来るあたりが、タイガースらしいといえばタイガースらしい。
スワローズ、ベイスターズという下位チームに足を引っ張られるのもタイガースらしいです。

毎度、100球にも満たない先発投手、しかも3安打無失点の先発投手を6回で交代させる采配はどうなんでしょうか…って、今日は疲れたので、ここまで。さすがに、今日はもう無理ですが、また明日、気分を変えて応援します。

2008年10月01日

皮算用 その2

昨夜のドラゴンズ戦が雨で流れたことで、今後の試合展開に変化が出てきたので、改めて皮算用をしてみました。しばらく試合がない無沙汰を多少なりとも解消したいと思いますので。

タイガースジャイアンツ
対戦相手先発予想対戦相手先発予想
10月3日(金)スワローズ安藤
10月4日(土)スワローズ岩田ドラゴンズグライシンガー
10月5日(日)スワローズ下柳ドラゴンズ上原
10月6日(月)スワローズ石川
10月7日(火)ベイスターズリーソップ
10月8日(水)ジャイアンツ安藤タイガース内海
10月9日(木)ベイスターズ高橋尚
10月10日(金)ベイスターズ岩田スワローズグライシンガー
10月11日(土)スワローズ上原
10月12日(日)ドラゴンズ下柳


下柳の登板がずれる一方で、ジャイアンツも内海(巨)の登録を抹消したりと、お互いのローテーションにも変化が出ているので、報道されている内容も参考にして、先発予想を組み替えました。

前回の好投から、石川はもう一度登板機会をもらえるはず。とすると、悩むのが7日です。
リーソップ、福原、ボーグルソンあたりが候補ですが、終盤、ローテションに組み込んできたリーソップが有力なんでしょうか。早めに先発が交代するケースが増えて、さすがに、リリーフ陣に連戦の疲労が見えてきています。1~2イニングなら信頼できるボーグルソンは、リリーフにまわしてもいいかもしれません。
毎回、6回からアッチソンとウィリアムス、8回から藤川というわけにはいかないでしょう。

三浦(横)、中田(中)、内海(巨)と、まだ多くの“天敵”との対戦の可能性があるだけに、気が気でない10日間となりそうです。まずは、3日のスワローズ戦を確実に取って、ぜひ1ゲーム差に。

2008年09月29日

☆勝ち “師弟コンビ”でM7

タイガースVSカープ 第24回戦(阪神甲子園球場)

タイガース5-3カープ
勝ち:藤川 8勝1敗36S  負け:上野 2勝2敗

本当に久々にベストメンバーで臨んだ試合。
先発の石川が粘った後を、アッチソン、ウィリアムスの2人が振り出しに戻すという嫌な展開でしたが、新井&金本の“師弟コンビ”が試合を決めてくれました。新井と金本で、カープに勝ち越すというのが、何ともですが…。何はともあれ、久々の2人(+葛城)のお立ち台と、金本の笑顔にほっとしました。

公言した通り、藤川を8回から投入した岡田監督。
投入直後に逆転劇するとは、この人の人をくったような選手起用は、時に鋭い何かを見せてくれます。何にも考えていないようで、試合前の妙な予言が当たったりと、本当によくわかりません。

7回表に、二死2・3塁から栗原(広)と勝負にいって同点にされた場面など課題も残りますが、とにかく勝てば良し。

昨日の先発予想が早くも外れてしまいました。明日が下柳なんでしょうか。石川はもう一度くらいは、登板機会がありそうです。ついでに、内海(巨)が2軍落ちで、早くても復帰は8日とか。
予想は大外れですが、試合は大当たりでした。

2008年09月28日

歓喜の瞬間への皮算用

ドラゴンズのおかげで、7度目のマジック点灯となりました。
残り9試合でマジック8。一方、対するジャイアンツは残り7試合なので、いずれにしても1勝を巡るぎりぎりの戦いが続きます。そこで、今後の観戦の参考とするため、ペナントの日程を整理してみました。

タイガースジャイアンツ
対戦相手先発予想対戦相手先発予想
9月29日(月)カープ下柳
9月30日(火)ドラゴンズ石川ベイスターズ高橋尚
10月1日(水)
10月2日(木)
10月3日(金)スワローズ安藤
10月4日(土)スワローズ岩田ドラゴンズグライシンガー
10月5日(日)スワローズ下柳ドラゴンズ内海
10月6日(月)スワローズ石川
10月7日(火)ベイスターズ福原
10月8日(水)ジャイアンツ安藤タイガース上原
10月9日(木)ベイスターズ高橋尚
10月10日(金)ベイスターズ岩田スワローズグライシンガー
10月11日(土)スワローズ内海


【先発予想】
先発予想は、直感的に埋めただけです。
とりあえず、安藤、岩田、下柳の3人を最大限に投げさせることと、8日のジャイアンツ戦に、現段階では一番頼れる安藤を投入するということの2点を優先しました。
この状態だと、8日は中4日ということになりますが、そこは継投の岡田タイガース。早めの継投で、3日の登板を余力を残して切り上げるか、8日を総力戦に持ち込むか。岡田監督も、直接対決は安藤で臨みたいと思っているでしょうから、一度、ローテーションを飛ばす可能性もありますが。

3人以外は適当です。石川はもう一度チャンスを与えると思いますが、次の登板内容次第では、その次はないかもしれませんし、福原はリリーフに回して、ボーグルソン、金村暁の可能性もあります。
6連戦はなかなかつらいので、1日は雨天延期してくれると、だいぶ助かります。
ジャイアンツの予想はもっと適当です。グライシンガー(巨)、内海(巨)、上原(巨)のフル回転で来るかなぐらいで。直接対決は、グライシンガー(巨)か内海(巨)を当ててくるかもしれませんけど。

【対戦相手】
対戦相手は、ほぼ似たような内訳です。
CSから縁遠い、下位のスワローズとベイスターズとの対戦は、タイガースが9試合中6試合、ジャイアンツは7試合中4試合です。この2チームは終盤、ジャイアンツにはやたらと弱いので、タイガースも確実に勝っておきたいところです。というか、ここで落としていたら話になりません。
相手チームのモチベーションという意味では、明日、明後日が山場です。

終盤、ベイスターズに連敗したあたりからおかしくなりましたが、前回は引き分けを挟んで3連勝ですから、もう苦手意識はありません。あとは、三浦(横)がどこで来るか。

最短の優勝は5日ですが、ジャイアンツもお得意様のベイスターズ戦を含む3試合で3連敗はないでしょう。“関東連合”とも一部で揶揄されるスワローズとベイスターズは、意地を見せて欲しいです。

いずれにしても、ジャイアンツ最終戦の前には決めておきたい。
首位タイで先に日程を消化して、後はジャイアンツの負けに期待するという他力本願の展開は、精神的に非常につらいので、その前に決着をつけましょう。そのためのマジックですから。

2008年09月27日

★負け エースの資質とは

タイガースVSジャイアンツ 第23回戦(阪神甲子園球場)

タイガース4-6ジャイアンツ
負け:岩田 9勝10敗  勝ち:内海 11勝8敗

エースの資質とは何なのか。今日の試合を見終わって、そんなことがふと頭をよぎりました。
一定以上の投球力が備わっていることはもちろんのこと、特に大切なのは“心”。要は、逞しい精神力ではないでしょうか。

前回と今日と、実質1年目のペナント終盤でアップアップの岩田にはつらい登板が続きました。
結果は、4回途中で6安打もさることながら5死四球で降板。正直なところ、これでは試合になりません。4回の交代でも遅いくらいの内容でした。

断っておきますが、岩田を責めているわけではありません。
岩田に今以上のものを求めるのは酷であり、むしろ、今シーズンの飛躍はすばらしいと思います。さらに、まだエース云々という話は時期尚早にすぎることも理解しています。
ことは、ある投手個人ではなく、チーム全体なのです。チームが苦しいところや、ペナントの大一番の試合で、精神的に追い詰められた場面で、相手チームの前に立ちはだかる投手。代打を送ることも躊躇われ、登板のためにローテーションをも変更する投手。それこそが、エースだと思うのです。
そのような絶対的な存在の不在が、今の苦しいチーム状況に繋がっているのではないかなと感じたということなのです。

安藤も下柳も、1年間ローテーションを守り抜いた功績はきわめて大きい。
しかし、どちらも肝心の場面では成果をあげることができませんでしたし、5回を過ぎれば、交代することにあまり躊躇いはありません。安藤(ないし、下柳)をエースと表現する人もいますが、個人的には違和感があるのは、そういうことなのかなぁと思っています。決してスマートな投球ではないのに、井川をエースと呼ぶことには違和感を感じなかったのも、そういうことなのかもしれません。

エースは打者で言えば“4番”なわけで、やはり投手陣の支柱であり、その人を中心に投手が回らないといけないわけです。そんな投手が出てきてくれることを期待しています。非建設的な精神論は嫌いですが、精神力がなければ、せっかくの技術も宝の持ち腐れというのも自明の理。

大一番で負けたというのに、徒然なるままに思ったことを書いてみました。
試合は負けましたけど、新井も帰ってきたし、それなりの慶兆はあるような気がしますし、ここからまたチキンレースが始まるだけです。それにしても、ペナント制覇とは、かくも難しいものかと思い知らされる毎日です。

2008年09月25日

☆3連勝 単独首位で決戦

タイガースVSベイスターズ 第22回戦(阪神甲子園球場)

タイガース5-3ベイスターズ
勝ち:安藤 13勝8敗  セーブ:藤川 7勝1敗36S  負け:阿斗里 1敗

藤川の100セーブ目が決まった瞬間、チャンネルを回して、カープ戦へ。
よーし、1ゲーム差の単独首位という現状では最高の形で、土曜日の決戦へ臨むことができました。

試合を振り返れば、相手がくれた2回裏の一死満塁のビックチャンスを無得点。
今日も序盤から、行き詰る展開でしたが、4回裏に見事なビッグイニング。久々に、打線が繋がること、繋がること。結局、そのワンチャンスで試合を決めた形になりました。

そのビックイニングを演出したのは先制打を放った安藤。
あの場面、昨日のリーソップと違って、安藤では代打も送れず、2回裏のシーンがよぎりましたが、杞憂でした。ボールに逆らわず、ミートを意識してコンパクトに振る。必ずしも、投手に長打は必要ないのですから、他の投手も見習って欲しいバッティングでした。あのヒットは大きかったですよ。
その打線は、金本が絶不調の中、前後の今岡と鳥谷に当たりがきているのは、いい傾向です。

7回表には、関本のファインプレーも飛び出して、守備面では連夜の好守連発。少しずつですが、いい雰囲気を取り戻しつつあるように感じます。

いよいよ、明後日はジャイアンツとの直接対決です。
天敵・グライシンガー(巨)はありません。ほぼ間違いなく、岩田対内海(巨)の若き左腕対決でしょう。
今日の勝利に浮かれるのはここまで。謙虚な気持ちに切り替えて、繊細で丁寧かつ大胆な野球で、大一番に挑みましょう。

2008年09月24日

☆2連勝 単独首位に向けて

タイガースVSベイスターズ 第21回戦(阪神甲子園球場)

タイガース5-2ベイスターズ
勝ち:福原 3勝2敗  セーブ:藤川 7勝1敗35S  負け:三浦 7勝9敗

苦手の番長を何とか攻略して、ギリギリの連勝劇でした。
3点の点差こそありましたが、打線が機能していればもっと点差が開いていてもいい試合でした。

初回に、リーソップがあっさりと先制点を取られたときには、どうなることかと思いましたが、その後は、相手の打ち損じにも助けられて、何とか1失点で切り抜けたのが大きかったです。
おそらく、リーソップの早い回での交代は想定通りでしょうから、4回裏にチャンスで打席が回ってきたのが幸運でした。もう1イニング投げていたら、これまた、逆の意味でもっと点差が開いて、序盤で大崩れしていても不思議ではない試合でした。

息苦しい試合が続きますが、とにかく勝てばOK。特に、三浦(横)を切り抜けたのは大きな一歩です。
土曜日の決戦を単独首位で迎えられるように、明日も勝つことだけを考えましょう。

2008年09月22日

☆勝ち チキンレース初戦

タイガースVSベイスターズ 第19回戦(阪神甲子園球場)

タイガース3-2ベイスターズ
勝ち:石川 1勝  セーブ:藤川 7勝1敗34S  負け:吉見 3勝5敗

どちらが先に負けるか、ジャイアンツとの“チキンレース”となった初戦。まさかの石川で取ったり!
ここきて裏ローテの頭に石川を持ってきたことに驚きつつも、かといってこれといった投手も不在で悲しくなったり。各球団が好投手の確保に頭を悩ます中、改めて育成の大切さを思い知らされます。岩田、上園、石川から最低2人は必ずモノにしましょう。

さて、打線も、相変わらずの日替わりで一抹の不安も残りますが、こうなれば岡田監督の勘を信じるしかありません。あちらさんは相変わらず豪快に勝ってますが、1点差勝利でも勝ちは勝ち。
形はともかく、とにかく勝つしかありません。とりあえず、初戦は突破。

2008年09月21日

★3連敗 惨めな思いはこれで最後

タイガースVSジャイアンツ 第22回戦(東京ドーム)

タイガース5-9ジャイアンツ
負け:岩田 9勝9敗  勝ち:上原 5勝4敗1S

なんとかかんとか、だいぶ冷静になることができました。
多くの皆さんも同じだと思いますが、久々に心の底から悔しい思いをした試合でした。もはや敗因を云々するレベルにもない試合内容で、力と勢いの差を見せ付けられた3日間でした。

しかし、何よりも憤慨したのは、身近なアホ。あまりにもムカついたので、ちょっと聞いてください。
今日は休日出勤で、会社で試合を見ながら仕事をしていたんです。そこへ、普段は大して野球を見もしない“とりあえず巨人ファン”が、自分を見つけてバカ騒ぎ。あまりにも鬱陶しいので無視して仕事をしていたら、「逃げた」とかぬかしやがる始末。試合ではなく、負けているファンをからかって喜ぶなんて、野球好きでもなんでもないですし、それ以前に人としてレベルが低すぎる。

投打共に貧弱なタイガースへの嘆きよりも、アホへの怒りが完全に凌駕しました。
おそらく、似たような思いをした虎キチの皆さんは全国にも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。選手の皆さん、これ以上、一生懸命応援しているファンにこんな惨めな思いはさせないでください。

まだまだ首位に並ばれただけで、ここから相手よりも1つ多く勝てば良し。
落ち込んでいる暇はありません。最後の最後にみんなで笑っていられるように、選手は全力でプレーをして、ファンは団結して精一杯応援するだけです。選手の皆さん、本当に頼みます。

2008年09月19日

★負け 丁寧な野球で出直し

タイガースVSジャイアンツ 第20回戦(東京ドーム)

タイガース4-6ジャイアンツ
負け:安藤 12勝8敗  勝ち:グライシンガー 16勝8敗  セーブ:クルーン 1勝3敗36S

どうしても勝ちたかった試合に、惜しくも敗れました。
力の差は歴然としていますが、それでも、もっと細心の注意を払った野球はできたはずです。

安藤は、2度も二死から8番打者にタイムリー(しかも長打)を打たれましたが、これはなしです。
次のグライシンガー(巨)がまったく当たっていないことを考えると、もったいなさ過ぎる失点です。もちろん、野球に絶対はありませんが、確率としては9番の投手勝負でも良かったはずです。
そういえば、星野監督は二死からの8番打者に打たれることを嫌い、次の打者も視野に入れた勝負を徹底していたはず。バッテリーやベンチにも、もっと配慮をして欲しかった場面でした。
この辺が、安藤が“エース”となれないゆえん

あとは、鈴木尚(巨)のホームランも不用意な一球でした。
小笠原(巨)の一発はまだしも、鈴木尚(巨)に打たれるというのは計算外。誰でもホームランが打てる東京ドームだけに、一番打者とはいえ、もっと慎重に投げるべきでした。

打つ方では、金本が大ブレーキ。
大勝負で力み過ぎる、いつもの悪いクセが出てしまいました。責任感の強さゆえなんでしょうが、そんなに力を入れずとも、軽く流すだけでも十分です。去年も同じことを言っていたと思いますが、金本の技術ならそんなに難しいことではないと思います。ましてや、狭い東京ドームですから。

とまあ、最善を尽くしたかといわれると、粗も多い試合だったと思います。
相手は球史の中でも有数の巨大戦力です。ちょっとした乱れでも命取りになります。明日からは、細心の注意を払った丁寧かつ、大胆な野球で立て直しましょう。
もう、ここまでこれば、選手を信じて応援するしかありません。

2008年09月16日

★負け 薄っぺらの中軸

タイガースVSドラゴンズ 第22回戦(ナゴヤドーム)

タイガース2-5ドラゴンズ
負け:福原 2勝2敗  勝ち:チェン 5勝5敗  セーブ:岩瀬 3勝3敗31S

一夜明ければ、またいつもの低調打線に逆戻り。
今更ながら、クリーンアップの非力さを痛感しました。セ・リーグの他球団と較べたとき、クリーンアップの厚みと怖さのなさはダントツです。ファンだからこそのネガティブな視点なのかもしれませんが、青木(ヤ)を擁する分、スワローズよりも威圧感を感じません。

金本の前後が問題なのは明らかです。結局、去年の金本だけをマークすればいい打線になり、チャンスで力んだ金本が凡退という悪循環を断ち切ることができていません。
新井のリタイヤはさておき、ここのところもっとも頼れる打者が矢野というのが情けない。

打線の中心を育てず、他球団からの獲得でごまかしてきたことが原因なのは明らか。
シーズンの終盤にきて、今岡に頼らなければならないとは、さらに情けない。今岡の活躍はうれしい限りですが、チームの運営が機能していないことの裏返しであり、新井が抜ければ何も変わらず。
それなりの安定した成績を残している鳥谷はまだしも、林、桜井の万年主軸候補は、このままでは第2、第3の濱中(オ)が生まれるばかりです。
ライトに浅井、葛城を中途半端に使い続けるなら、林で固定した方がいいと思うんですが。

まあ、「普通に負けました」

2008年09月15日

☆勝ち 久々の攻撃野球

タイガースVSドラゴンズ 第21回戦(ナゴヤドーム)

タイガース7-4ドラゴンズ
勝ち:岩田 9勝8敗  セーブ:藤川 7勝1敗33S  負け:小笠原 8勝10敗

久々に打線が充実した試合でした。
あれだけ鬼門と言われ続けてきたナゴヤドームとは思えない攻撃的な野球でした。

とうとう1軍復帰を果たした今岡は、相変わらず力のない打撃で凡退するものの、マルチ安打とまずまずの結果。ただ、この人だけは、やってみないとわかりませんので、過剰な期待せずに待ちます。

先発の岩田は5回0/3を4失点と、及第点ぎりぎりの投球でした。
本来ならばもう少し粘らせたいところですが、現在のチーム環境ではしかたありません。実質1年目の投手で、ペナント終盤ですから、さすがに疲労もたまっているでしょうし。
こういう試合になると、アッチソンの存在は大きいですね。正直、中継ぎに転向した途端に、これほど頼りになるとは思いませんでした。

タイガース以外の試合も含めて、この時期に消化試合がほとんどありません。
どちらかというと、私はクライマックスシリーズ否定派ですが、現在のペナントの盛り上がりを見るとクライマックスシリーズの価値も認めないわけにはいきません。